Battle Brothers
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Battle Brothers is a turn based tactical RPG which has you leading a mercenary company in a gritty, low-power, medieval fantasy world. You decide where to go, whom to hire or to fight, what contracts to take and how to train and equip your men in a procedurally generated open world campaign. Do you have what it takes to lead them through bloody battles and to victory? The game consists of a strategic worldmap and a tactical combat layer. On the worldmap you can freely travel in order to take contracts that earn you good coin, find places worth looting, enemies worth pursuing or towns to resupply and hire men at. This is also where you manage, level up and equip your Battle Brothers. Once you engage a hostile party the game will switch to a tactical map where the actual fighting takes place as detailed turn based combat. Manage a medieval mercenary company in a procedurally generated open world.
Steam User 11
ローグライクな傭兵団運営シミュレーション
※非公式日本語翻訳アップデート情報有
・はじめに
貴方は『ファンタジーもの』と聞くと、どのようなイメージが浮かぶだろうか?
わかりやすいところで言うとゲームなら『ドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー』、小説・映画なら『ロードオブザリング』『ホビットの冒険』辺りが鉄板になるだろう。これらは中世ヨーロッパ風の幻想世界を舞台として、剣と魔法を駆使して数多の怪物達と戦う物語だ。特に国産RPGはイケメンの青年が可愛いヒロインの仲間達と共に様々な困難を乗り越えてついには世界を救うことが多い。少し前に流行った異世界転生モノのなろう系小説やコミカライズもだいたい同様の方向性と言っていいだろう(ステータスなんて代物が登場するのはRPGリプレイと変わらない)。見渡してみると、大抵のファンタジーものは中世ヨーロッパをモチーフとし、現代的(科学的と言い換えてもいい)な要素を出来うる限り魔法に置き換えたものが多いようだ。
だが、ちょっと待ってほしい。
中世ヨーロッパと一言で言っても、その期間が5世紀から15世紀の約1,000年が中世と呼ばれていることを知っているだろうか。日本の歴史で言うと古墳時代中期から室町時代中期になるので、1,000年もの期間があればその初期と末期では色々な事柄に大きな差異があるのはわかってもらえると思う。
中世ヨーロッパの特徴として、ざっくり言えば当時の人々は封建制度によって領主を頂点とした非常に閉鎖的な社会を形成していた。農奴は家畜と同じ家に住み、食事は食器を使わずに素手で食べ、寝床は藁を敷き詰めた床、排泄はトイレがなく貴族ですら部屋の隅っこに垂れ流すのが当然。誰も彼もが不衛生で栄養失調気味で、医療も未発達で黒死病を防ぐために身体中に糞尿を塗りたくるのが正しいとされていたほどだ。もちろん、上記の事柄は1,000年の間の特に酷い時期を抜粋したものなので、時代が進むにつれて良くなっていくものもあったりなかったりするが…。
歴史のお勉強はこりごりなのでこれぐらいにしておくが、これが本当の中世ヨーロッパである。ゲームや小説にはそんな悲惨な生活事情など描かれないし、不治の病も手足の欠損もなく、あったとしても魔法や不思議な道具で一発解消される。キラキラ輝くファンタジーには、そんなリアルは不要なのだ。
そんな中で、出来る限りリアルに根差すことで出来上がったSRPG、それがこの『Battle Brothers』である。
・どんなゲーム?
リアル寄りな中世ヨーロッパ風のファンタジー世界で傭兵団を率いる団長となり、部下達を指揮して様々な脅威と戦うローグライクSRPG。
前述したような甘っちょろいファンタジーではなく、救いも慈悲もないリアルな中世世界での生き残りを賭けて命を擦り潰すような戦いに身を投じることになる。
ゲームシステム:
基本的なゲームシステムは典型的なターン制SRPGのそれで、マス目はヘックスタイプ。キャラのステータスはHP以外にも疲労や士気、近接・遠隔の攻防等もある。イメージはファイアーエムブレムやタクティクスオウガが近いだろうか。
戦闘に無傷で勝つことは余程の戦力差がなければほぼ不可能に近く、互角や格上との戦闘は団の壊滅がチラつくので非推奨。もし善戦できていたとしてもちょっとしたダイスの出目で一気に覆るし、形勢不利なら戦場からの逃走が最適解となるレベルである。「勝てる相手としか戦わない」を徹底してこそ真の傭兵、生きてこそ金は意味がある、というワケだ。
中世らしい武器防具類:
ファンタジーと銘打ってはいるが魔法要素はほぼない(敵側にはそれに近い攻撃をしてくるものもいる)。ただし武器種は中世らしく豊富で、弓・ボウガン、剣、斧、槍、槌、フレイル、ポールアーム等数が多く、長所短所がはっきりしている。防具も動き易さ重視のリングメイルや革鎧が中心でプレートアーマーはほぼ登場しないのもリアルなポイント。戦闘で装備類は損傷するため、補修用の道具を購入して手入れしないといずれは破損して使い物にならなくなる。
スキルと疲労&AP:
スキルと言っても一般的なイメージでいうものではなく、武器や所持品毎に設定された行動選択肢のこと。剣なら斬りつけ、鈍器なら殴りつけることになり、それぞれに切断や気絶といった効果も付与されるので使いどころの見極めが大切になる。投槍や投網等もある。
1ターンの行動上限はAPで、総行動量の上限は疲労で表されるが、あと一撃というときに疲れて行動できず反撃を喰らってしまうこともある。程よいところで休憩を挟んで機を伺うのも重要。
オープンワールド:
傭兵団が冒険する世界は新規プレイ毎に自動生成されるオープンワールドとなっている。DLC導入済なら北方や南方といった圏域も登場し、地域によって特徴的な施設が存在するため、それを目当てに世界を巡るのも一興。みすぼらしい村から立派な城塞まで、各種施設の配置具合は格差が大きい。寂れた寒村には小さな市場しかなかったり、都市なら酒場や武器防具等の職人が、水辺ならファストトラベルが出来る船着場があったりする。
道中では受注した依頼関連以外にもイベントが発生し、選択肢次第で善人にも悪人にもなれる。傭兵団に対する評判は世界中に広まるため、善行を行えば歓待が、悪行を行えば蔑視が待っている。好感度は都市毎・貴族家毎に管理されており、それによって受けられる依頼も関係性も相対的に変化するため一筋縄ではいかない。イベントの数も非常に豊富で、中世ヨーロッパの習俗に根差したものやウィットに富んだもの、とんでもなく下品なものまで多種多様。全てのイベントをコンプリートするには骨が折れるはずだ。
傭兵団の運営:
先述した通りプレイヤーは傭兵団の団長となるが、基本的に戦闘に参加するキャラとしては登場せず(登場させられるシナリオもある)、部下を雇用して戦っていくことになる。彼等をどのように育てるか、どのような装備をさせるか、如何に生かし殺すかは団長の貴方次第。彼等は毎日朝夕に食事が必要で、それに加えて毎日正午に日当を渡さなければならず、もしそれらが足りないなら脱走されても文句は言えない。出自によってはほぼ裸同然で加入するものも多く、捨て駒にしたくないなら最低限の装備を与えなければならない。
雇用するキャラはそれぞれに得手不得手があり、前職や生得的な特徴もあって個性的。臆病者だったり目がよかったり大喰らいだったりするが、たいていの特徴はステータスに補正がかかるようになっている。雇用できるのは(Modなしのバニラならば)全て青年から壮年までの男性のみで、前職も特に序盤は日雇い労働者や石工や漁師といった平民が中心。後々能力の高めな退役軍人や放浪騎士なども雇用できるが、持参する装備がいい分コストも非常に高く中盤以降でないととても手が出ない。過酷な売剣稼業に安易に足を踏み入れるのは脛に傷持つ食い詰め者だけということである。
部下以外にも従者を連れ歩くこともでき、それぞれ団の運営を助ける効果があるが、もちろん雇用にはお金がかかる。
数多の脅威:
一般的な敵は人間だが、相手によって武装はまちまち。農民相手なら装備はせいぜいピッチフォークやフレイル等の農具なので蹴散らすのも容易だが、もし貴族家の正規軍や競合する傭兵団なら相応の脅威となる。なんせ装備の質からしてこちらとほぼ同様かそれ以上であり、喧嘩を売るならそれなりの準備が必要で、状況によっては全滅も十分有り得る。
ファンタジーらしくモンスターも多数登場する。ゴブリンやオークといったお馴染みのものから、アルプやナハツェーラー、リンドヴルム等日本ではややマイナーなものも。とはいえ強敵揃いで、マトモにやり合うとこれまた全滅必至である。一部の怪物はエンドコンテンツと言ってもいい強さを誇るため、決して舐めてかからないように。
・注意点
キャラはパーマデス:
リアルを売りにしている以上当然だが、一度死亡すれば部下は生き返ることはない。もし死ななくても重い後遺症が残ることもザラで、指を切り落とされたり鼻を潰されれば回復不能の永久的なデバフがかかる。無論雇用を継続することもできるが、その場合先は長くなく、新人傭兵の身代わりに死ぬのが関の山。それならば解雇してしまうのも温情と言える。
もちろんプレイヤーが指揮するのは傭兵団そのものなので、日常的に殺した殺されたを繰り返し行うことになるが、キャラに愛着が湧いた頃にあっさり退場することもしばしば。そういった意味では使い捨てである傭兵の命の諸行無常を感じさせる。
日本語なし:
公式には日本語に対応しておらず、一部の有志が作成した非公式日本語化Modを使用するしかない(入手したい人は要検索)。特にイベント関連については中世ヨーロッパの日常がわかる興味深いものがたくさんあるのだが、そのModもほぼ機械翻訳となっており文意を読み取るのは困難を極めるため、むしろ英語そのままでプレイした方が理解しやすいまで有り得る。翻訳ツールを使っている人も多いようだが、やはり手間がかかるのは否めない。
ということで、翻訳のアップグレードを用意したので使ってみてほしい。完成まではまだしばらくかかるが、筆者謹製だ。英語のままの部分もかなりあるが、大まかな内容は理解しやすくなるだろう。
ローグライクとしてプレイすべき:
このゲームではプレイ開始時に資金の余裕や戦闘の激しさ等難易度をある程度自由に設定できるため、慣れないうちは一番易しい設定にしてゲームオーバーを何度も繰り返しコツを徐々に掴むといいだろう。
どんなに堅実に立ち回ろうが確率次第でキャラの一撃即死→戦線崩壊→傭兵団壊滅が有り得るので、全く安定しないことに気づくはずだ。他のレビューでも多数あるように、確率がしょっちゅう荒ぶったり偏ったりするのでストレスが溜まると思うが、「これはローグライクSRPGである」と割り切った方が精神衛生上いい。いざとなったら(アイアンマンモードでなければ)セーブ&ロードで解決出来るのだから、トルネコやシレンより有情である。
それでも、このゲームの仕様に慣れてくれば安定し過ぎて緊張感がなくなるというレビューもチラホラあるのが恐ろしい。
・まとめ
総じて、ファンタジー要素を無理なく中世ヨーロッパの時代背景に文字通りギュッと詰め込んだSRPGである。リアル由来のダークさとシビアさが非常にヒトを選ぶが、汚いおっさんと得体の知れない怪物だらけのむさ苦しい戦場で命を日銭に変えることに興味があるならオススメ。
Steam User 2
時間があっという間に進んでる、のめり込む要素が多く、やりごたえのあるゲームです。日本語化ができない場合は、しばらく慣れも必要です
Steam User 0
かなり難しいと思いますが、かなり面白いと思います。チェスやすごろくの駒のようなデフォルメされたキャラクター表現なんですが、血しぶきがあがったり、首が跳ね飛んだり、息遣いから悲鳴まで、表現はリアルです。ここが何ともちょうど良いです。
音楽もサウンドトラックがあるだけのことはあり、とても良いです。個人的にはBrigands(山賊)の曲が好きです。サックス?の音色がテンション上がります♪
レジェンドMODという、痒い所に手が届くようなMODがありますが、日本語MODのフォントが無効になってしまうようなので(多分)注意です。
携帯の写メ翻訳(グーグルレンズ)の翻訳精度の高さをこの時初めて知りました。
なれると東西南北ぐらいの英語は理解できるようになりますね(笑)
Steam User 0
とても面白いです
でもアンデットは嫌いです
ガイストとネクロサヴァントはもっと嫌いです
ウルフに乗ったゴブリンはもっともっと嫌いです
でもモンスターが使ってた武器は大好きです
人間相手にほそぼそと傭兵家業を続けていたらいつの間にか化け物とばかりドンパチしてた
亜人はまだパワーでなんとかなるがクリーチャーになってくると知識がないとなんともならん
DLC買うのが怖いよ 大蛇みたいなの書いてあるし…人間でなんとかなんのかこいつ…
しっかり面白いゲームではあるのだが理不尽に耐性ある人向け
Steam User 0
運要素が多分に絡み理不尽に感じる事が多い戦闘システムなので好き嫌いがかなり分かれるゲーム
スキルを順当にとっていければそれなりには到達できますが戦闘時の攻撃の命中率や回避率がかなりシビアな設定なのでそこの所で攻撃が当たった回避出来た、出来なかったを一喜一憂出来る方なら良ゲーかと思います。
MODに関してですがバニラではコンテンツがかなり物足りないのでMOD導入をお勧めしますが大型MODの必須前提にDLCがすべて含まれていており一つでも足りないと起動出来ない為MODも遊びつくしたい場合割高なゲームとなります
Steam User 0
某配信動画で気になって購入。日本語MOD導入必須だけど時間泥棒だわ、このゲーム。
Steam User 0
一言で言うなら、Mount & Bladeをターンベースにした感じ。
それなりに面白いゲームだと思うけど、不満点は多い。
- 最低の難易度でもあまりに難しすぎるし、運ゲー要素が強すぎる
- いきなりとんでもない強敵に遭遇したり、一回のミッションで敵が3連発だったりする
- ゲームの構成と難易度があってない。一人一人に名前やレベルがついてるのにすぐ死んじゃう。
- そのためセーブ・ロードがほぼ必須
- 資金集めの同じミッションの繰り返しがだるい
- 敵はどんどん強くなるのに、自分はなかなか強くならないのがだるい
- シナリオ・ストーリー的なものがあまりないので飽きる
でもなんか戦闘の部分がよくできていて、一発で敵の頭を跳ね飛ばしたときが爽快なので、ついついやっちゃう。