Asdivine Hearts
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Picking up two years after the events of their first adventure, Zack and friends find themselves off on another quest, but this time to save the parallel world of Archelio, which is on the verge of being frozen in ice. Utilizing a brand new team system, lead up to six characters into battle, and destroy onslaughts of powerful foes! See the amalgamation of years of RPG-crafting expertise and plug in jewels to boost character parameters as the beloved rubix makes its triumphant return. Upgrade rare weapons to make one's own personal slayer of evil! Dispatch buddies to earn Guild Coins while the party works on their quest! Or simply equip their jewels to learn their skills!
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前作はCS機でプレイ済み。
ストーリーは前作真ENDの続きになっており、ストーリーの冒頭で前作の展開についての簡潔な説明はあるものの、いきなり本作をプレイするのは非推奨。
肝心の内容は・・・一応オススメにするが、正直かなりギリギリ。点数だと100点満点中65点くらい。
グラフィック等は16bitマシン時代のものと同レベルではあるが、この会社・このシリーズはこういうものなのでそこは割り切るべし。
キャラの絵柄が少し変わったが、キャラ同士の掛け合いなどは前作と変わらずなので前作好きな人ならそこら辺は問題ないと思われる。
ストーリーは王道系で自分がある程度割り切ってるせいもあるが、これといった疑問やツッコミ所のようなものは見受けられなかった。
前作に比べるとパーティ操作等の面でやや複雑にはなった面はあるが、下手に凝ったシステムはないのでとっつき易くはある。
戦闘の難易度調整が可能で、自分はノーマルでクリアしたが成長効率を上げるアイテムを駆使すれば難易度はさほど高くない。
うーん・・・と思った点は幾つかあるが、まずは戦闘バランスの悪さ。
前作以上に通常攻撃や特技に比べ魔法偏重のバランス(与ダメージの桁が文字通り違う)になっており、魔法主体の戦い方をしないと無駄に苦戦することになる場面が非常に多い。
その分消費MPが多めに設定されてはいるのだが、MP回復アイテムは普通に店で買える上に敵からのドロップや盗みの特技でも容易に入手できる。また、LvUpでHPとMPが全快するのでMPを計算して使っていく必要性も薄い。
さらに戦闘画面では前作に比べ敵の同時出現数が抑えられていることもあり、ザコ戦ではMP消費の少ない初級の魔法を連発していくだけでほぼカタがついてしまう。
なお、戦闘では二人一組(前衛/後衛)で1ユニットとする独特なシステムを採用している。
(後衛は通常攻撃が行えず、特技も支援用のものに限定される。その代わりにアイテム使用や「応援」で前衛の攻撃を強化したりできる。魔法はどちらも使える)
キャラ同士の組み合わせて色々なシナジーが発生したり特技が強化されたりするようになってるのは面白い。
が、本作では特技や魔法に熟練度の概念があり、各キャラの特技を満遍なく育成していこうとするとキャラの入れ替えやらなんやらで非常に煩雑な作業を繰り返し行うことになる。
自分は満遍なく育成していく派だったが、あまりに面倒で編成はほぼ固定にせざるを得なかった。自分と同じような育成方針を是とする人は注意が必要。
熟練度の上昇速度については初級の特技・魔法は早いが上級のものはかなり遅く、育てる余裕はあまりない。
次に、武器強化のシステム。
武器に付与されている特殊効果を武器同士の合成によって強化・移植していけるシステムで、強力な特殊効果を付与できれば上位武器を遥かに上回る強さを発揮することもできる。
これによりハクスラ的な楽しみ方ができるようになっているのだが、このせいで店売り武器がほぼ合成材料としての存在意義しか持たなくなってしまった(店売り品には特殊効果が一切付いていない)。
敵からのドロップや盗み系特技、あとはゲーム内の消費アイテムと引き換えで入手した装備がないと特殊効果の強化等ができない上、装備の種類ごとの入手頻度にかなりムラがあり、特定キャラの装備だけなかなか強化できない・・・ということがままある。
このあたりのバランスももう少し調整してほしかった。
最後に、UIの出来がよろしくない。
キャラのステータス表示がなぜかメニュー階層の奥に配置されていたり、ジュエル(前作にもあったアクセサリ的なもの。キャラの能力を強化したり様々な特殊効果を付与する)の配置がやりづらいなど、明らかに前作から悪化している。
総合的に見ると、色々と組み込んだ新システムが上手く楽しさに繋がっていないというか・・・前作の方が楽しかったなあ、というのが正直なところ。