All Walls Must Fall – A Tech-Noir Tactics Game
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Berlin, November 2089: The Cold War never ended. For 150 years both sides have used time manipulation technology to observe and counter each other’s every move. Now this fragile state of affairs is approaching a breaking point, as a rogue nuclear strike will send the world into turmoil. All Walls Must Fall is an isometric tactics game where actions happen to the pulsing beat of the music. You control time travelling secret agents as they jump and loop through a single night in the city of Berlin. Using a pausable real-time system, carefully plan your decisions and use powerful time manipulation abilities to your advantage, as you carry out your mission in the shadows or in plain sight. All Walls Must Fall takes inspiration from genre classics like X-Com, Syndicate and REZ, as well more recent indie games like The Banner Saga, Braid, SUPERHOT and Crypt of the Necrodancer.
Steam User 35
時は冷戦が終結しないまま2089年となり、核戦争で世界が終焉した瞬間…の10時間前。場所はベルリン。主人公は時間操作能力を持つエージェント。このコンセプトだけで興奮する、という方はそのままカートへぽいっと。ほぼ開発完了している、というタイプの早期アクセスではなく、システムの根幹やバランス調整から手を入れている状況ですが、既にある部分だけで充分に楽しめ、ゲーム性・雰囲気ともに今後の期待大な出来です。
・ターン制・タイル移動・カバーありのXCOM風UIだが、ユニークでテンポの良い戦闘。自分が動いた量に合わせ周囲の時間も進む形式で、敵弾は実際に飛来し、そのルート上に自分がいると被弾する。スローモーションの中、銃撃を縫うように駆け抜けるのが実に楽しい。MATRIXやリベリオンで憧れた「アレ」ができるわけです。壁やオブジェクトは流れ弾で派手に壊れるあたりも実にそそります。
・走る、時間操作、ハッキングといった特殊行動は"Time Resource"という共用のリソースを消費する。これはリアルタイムで徐々に減り、またミッション報酬(=アップグレード費用)に換算されるため、あまりモタモタしたり無駄遣いはできない。このリソースをどこでどう使うか、どのくらい温存していくか、管理要素はシンプルに留めつつ自由度が高く状況判断が面白い。会話で切り抜けてみるか、とっとと銃を抜いてしまうか。遮蔽を使った泥臭い銃撃戦がいいか、あるいは時間操作でスマートに対処するか…等々。マップは自動生成のため、プレイごとにシチュエーションも少しずつ違ってくる。
・NPCとの会話もメリハリあるシステムで、どちらかというと会話型のミニゲームに近い。相手は怒りや敬意などマイナス・プラスの感情を計6属性持っており、選択肢で増減する。このうちどれかがフルになると交渉の決裂・成立が決まる形で、どういう切り口で話せばいいか分かりやすい。こちらの台詞にもそれがどの感情を刺激するかアイコンで明示され、失敗したと思えば時間を巻き戻しても良い(当然リソースを食う)。
総じてノワールでダークな世界観に対し、システム面は余分なパラメータ等を削ぎ落とした軽快なものとなっており、遊びやすさにセンスが光ります。SUPERHOTやCrypt of the Necrodancerに影響を受けた、と言うだけありますね。それでいて味気なさは無く、ゲームプレイにドラマを感じられる作りです。ガードを騙しつつ調査を進めていたのが、ふとした拍子にボロが出て銃口に囲まれる。そして乱れ飛ぶ銃弾、吹き飛ぶバーカウンター…テンション上がります。
なおビジュアルやサウンドも非常に美しくまとまった本作ですが、なぜか主人公はキアヌやクリスチャン・ベール似のハンサムではなく小太り禿頭の初老男性で、やけに際どく濃厚なゲイ要素が盛り込まれています。ちょっと反応に困ってしまいますね。
現在コンテンツは数時間から十時間未満(慣れにかなり左右される)といったところで、更新は月1回ほどとそこまで進捗が早いわけではありませんが、変更内容は盛り沢山気味で面白い作品にしたいという意欲が伝わります。さらりと繰り返しやりたくなるゲームなので、自分はアップデートのたび新規キャンペーンで遊んでいます。
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プレイヤー側はアップグレードにより時間操作を多用できるようになり、敵側にも超常能力者が実装されたため、初期に比べビジュアルもゲームプレイもかなり派手になりました。まだまだ意欲的な実装が続き、進化の楽しみなタイトルです。(2018/1/12)
Steam User 3
サイボーグGちゃんにゲイバーでマトリックスさせるゲーム。なにこれムズい。
店に入るまでに受付のアンちゃんブチ殺したり、正面から扉を破壊して中に入ってはいけないということを悟るまでにかなりかかった。だって簡単に出来るんだもん。
どーりでなんか話聞くだけなのに殺意たけーなと思ったよ。
「よう、そこの男前の兄ちゃん!一つ聞きたいことがアンだが一杯奢らせてくれや」みたいな話をしている最中に後頭部に銃弾飛んできたりして落ち着けない。反撃している間に兄ちゃん逃げてくし。
スタープラチナとキングクリムゾンとバイツァダストの混合能力みたいなのを駆使して蜂の巣にされそうな弾幕の中を不気味な動きでくぐり抜けながら人混みの中で銃を乱射&優雅にリロードを繰り返し、累々と積み上がる死体の血溜まりの中で目当ての男を口説き続けることしばし、ようやくそういうゲームではないことに気づきました。あ、これミッション失敗しとるんやなって。
今度からはちゃんと閉まっている扉を瞬間移動ですり抜けて中に入ります。
あ、そういえば数時間後に核爆弾とか炸裂するらしいですよ。知らんけど。