All My Gods

シムシティとシヴィライゼーションを足して２で割って、さらに１０で割ったような作品。
神となるプレイヤーが出来ることは、「建築」と「研究」。
「家」を建てれば住民が増え、「畑」を作れば食料が得られ、「市場」を作れば品物の売却が出来る。
「木こり小屋」や「石切り場」で集めた資材は、「倉庫」に備蓄しておくことが出来る。
高レベルの建物は知識・技術が必要になるが、これは「学校」を作ることで得られる。
住民は木を切ったり畑を耕したりと、勝手にちょこまかと働いてくれる。というか直接指示が出せないので、建物を建てようとしても近くに住民がいない場合などすぐに仕事に掛からなかったりする。
プレイヤーはもうひとつ、「神の手」が使える。
直接、木や石、魚を取ったり、仕事中の住民をクリックすれば仕事量をスピードアップさせることが出来る。建設前・途中の建物をクリックすればただちに完成させられるが、それなりの「神の力」が必要になる。このパワーは「祈祷所｣を作ることで溜めることが出来る。
ゲーム前半は資材のやりくりの関係である程度作る順番が決まってしまうが、後半は資材もお金も余りまくるので自由に建築・研究が出来るようになる。
一応ゲームクリアの条件はあるが、プレイ再開すればそのままの状況から続けられる。
作った建物は「破壊」「移動」が出来、また「公園」「噴水」「ベンチ」「銅像」「道」などの装飾系の建築物もあるので、ゲームクリア後は町の再開発で楽しめる。
６時間ほどでクリアしました。
ゲーム開始時はマップが狭いのですが、条件がそろえば少しずつ広がっていきます。
最終的には（装飾系を除く）すべての建物を建て、技術を習得することになります。独自の文化を創るということは出来ないので、町並みの違いがクリア時のプレイヤーごとの差になります。
奥は浅いので値段相応でしょうか。
「the promised land」など好きな方は楽しめると思います。